戸襖と本襖の張り替え用に糊つきと糊なしの両方を購入しました。我が家の本襖は30年くらい前に張り替えたまま一度も手付かず(笑)表も裏も上から下まで破れ具合が酷く、まずは下地の補修から始まりました。しかし補修というかもう張り替えたほうがいいのではないかというレベル。とても糊つきには下地が耐えられないと思い、糊なし壁紙と貼って剥がせる壁紙用両面テープを一緒に購入しいざトライ!しかしこれが思った以上に大変な労力でした。昔の本襖はしっかり作ってあるんですね。中子骨っていうんでしょうか、内側の骨組みのようなものです。これが障子並みにたくさん張り巡らされており、両面テープを貼って抑えるのにかなりの時間がかかってしまいました。本来の壁紙貼りつけ自体はあっという間でした。ですが、時間と労力をかけて頑張った甲斐があってシワも剥がれもなく美しい仕上がりに。柄もシャビーなヘリンボーン柄が古い和室に違和感なく溶け込んでgood!毎日眺めてはウットリしています。これから古い襖を壁紙でリメイクしようと思っている方、糊で貼るにしろ両面テープで貼るにしろ絶対に下地はきっちり修理しておいたほうがいいですよ。実際我が家は下地補修のわずかな浮きが表に現れています。私にしかわからない程度ですが…。でも出来栄えには大満足です!